theseus in the labyrinthos @ tumblr

May 15 2010
(……)もし勇気ある人が自らの体験を語り、目を逸らすな!私たちの声を聞け!!と被害を訴えたとしてもその叫びが激しければ激しいほど、私たちは逃げ出したくなります。そして逃げ出す権利はあるのです。

そこから非実在の人間たちは生まれてきます。現実には人間として存在しない彼らが、被害者の声を語るために叫びます。それは時に囁くように、面白おかしく、そして辛く、悲しく、被害者の声を代弁するのです。それが使命で彼らは生まれてくるのです。そしてその声は、生きて現実に存在している人間の声よりはるかに伝わります。

それは架空の人間であるからです。
怒りを内に秘め、現実に伝える声を彼らは持っています。
伝えることだけが使命だからです。
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